この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役
1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
不正や悪いことはモラルの低下と欲から生じる
不正は今の世の中、隠し通すのは無理です。
ネット普及により内部告発も容易にでき、その情報が真実であれば、
瞬く間に世間に広がります。
不正は主に経営陣のモラルの低下から生じます。
最初は立派な経営理念を掲げて経営をしていても、どこかで、儲け主義に変わったり、
過度の競争、また親族経営で、適切な助言を行う部下がいないケースで
当初の理念を見失ってしまうケースがあります。
他にも、社員を巻き込んだ組織ぐるみの不正もあります。
自分の職や生活を守るため、自社のために必要なんだと
仕方なく目をつむっているケースが大半です。
一方で、自己の出世や金銭欲のために積極的に加担するケースもあります。
社員のモラルが低下する原因の1つは、会社とのドライな関係によるものです。
成果で給料が支払われる実力主義の会社では、
『企業理念などどうでもよい。利益を出せば良いんだ』
という間違った考えが蔓延する危険性があります。
不正防止に重要なことは、経営陣だけでなく、社員も一緒に高い目標を持って、
不正が発生しない企業文化を築くことが大切です。
心を強く、自分を律するために、2つの視点を持つようにしましょう。
①今やっていることが恥ずかしくないことなのか、
もう1人の目を意識して常に問いかける。
②不正、悪いことは必ずバレるということ。
仮にその時に分からなくても、悪事は必ず後になって露見します。
悪事は一時的に得をしても、長い目で見れば必ず損をします。
目先の利益を追っても何の意味もないことを肝に銘じて、仕事に邁進することが必要です。
まとめ
・不正は主に経営陣のモラルの低下から生じる
・社員のモラルが低下する原因の1つは会社とのドライな関係によるもの
・経営陣だけでなく、社員も一緒に高い目標を持って、不正が発生しない企業文化を築く
・今やっていることが恥ずかしくないことなのか、もう1人の目を意識して常に問いかける
人生は変えられる!
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