デキる社長・ビジネスリーダーがやっている習慣・条件を身につけよう

2021年2月23日

リーダーシップ術

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デキる社長がやっている2つの習慣 イメージ




この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで



デキる社長・リーダーがやっている3つの習慣

デキる社長・リーダーは以下の3つを習慣づけて

会社を成長させていくために努力している傾向があります。


デキる社長・リーダーの習慣1:なぜ?と常に考える


この習慣化で、根っこにある問題を見つける力を養うことができます。


例:自社が運営するレストランの来客数が減っている


なぜ?を繰り返し、根っこにある問題を見つけていきます。


①なぜ、来客数が減っているのか?

→顧客の満足度が低いから。


②なぜ、満足度が低いのか?

→メニューが顧客のニーズに合っていないから。


③なぜ、ニーズに合っていないのか?

→顧客情報を収集できていないから。


【導き出した解決策】


ポイントカードを発行して顧客の注文情報を集める体制を作る。

その情報を基にメニューを全面的に刷新する。


Why思考で問題を起こす根本原因を見つける

Why思考で問題を起こす根本原因を見つける


なぜ?(Why)と何回も聞く姿勢は、問題の真の原因を探り出すのに効果的です。


傾聴力を高める方法・秘訣は?聞き上手になるスキルを磨き、質問力を高めよう!


これは基本的な思考法で、トヨタ自動車で、なぜなぜ5回として

使われている問題解決術でもあります。


1回のなぜ?では、表面上の原因しか見つからない可能性があり、

一時的に解決したとしても、問題が再発する場合があります。


そのため、なぜ?と繰り返し問いかけて

挙がった原因は仮説なので、本当かどうかを検証するようにしましょう。


そして、問題が起こっている現場に出向き、

状況をしっかり見て、現実を把握して判断するようにしましょう。


Why思考① ロジックツリー


なぜ?を繰り返し問いかけていく思考過程は、

ロジックツリーに落とし込んでいくと、

原因にたどり着きやすいですので、活用してみてください。

Whyツリー イメージ


問題の解決策を追求する場合は、下記図のように、

どのように?を繰り返し問いかけると、様々なアプローチ法が見つかります。

Howツリー イメージ

Why思考② フィッシュボーン・チャート


問題を引き起こす要因をたくさん挙げることに重点を置く、思考ツールです。


下記の図のように、社員の残業時間が多すぎるという問題に対して、

社員、賃金、会社、取引先の4つに原因を求め、それぞれについて

考えていくことができます。

フィッシュボーン・チャート イメージ


デキる社長・リーダーの習慣2:弱いつながりも大事にする


この習慣化で成果を上げるチャンスを広げていくことができます。


弱いつながり=今すぐには役に立たない関係

→将来、自分の担当業務の問題解決に役立つ人間関係に変わる可能性があります。


弱いつながりを作る3ステップ


STEP1:セミナーや勉強会、趣味の場などで知り合った人と雑談をする

STEP2:知り合った人に、その日のうちにお礼のメールを出す

STEP3:雑談で得た情報を基に、数ヶ月以内に会う。

その時、その人と共通点【趣味や出身地】を持つ知人を連れて行き、紹介する。


営業成績を上げる方法は?トップ営業マンのお客さんを惹きつける雑談術&裏ワザテクニックを身に付けよう!


たとえ社長ではなくとも、

問題解決力を身につけ、人脈を広げることは、人としての器を大きくし、

自分の人生の未来の道幅を広げることにつながっていきますので、

習慣化させていくことをお勧めします。


人間の幅を広げるために必要なことは?最高の実用である教養で自分の視野を広げ、価値を高めていこう!


問題解決するための6つの手法


問題解決とは、現状を正確に理解し、問題の原因を見極め、
効果的に手を考え抜き、実行することです。

下記の6つの手法によって、
いつでも最良の答えを導きだし、行動に移せるようになります。

手法①

切羽詰まった状況に身を置き、
『もし自分が社長だったらどうするか』と問いかけると
問題解決能力が鍛えられます。

手法②

『なぜなのか?』『本当にそうなのか?』
『具体的にどうすればよいのか?』と何度も自分に問いかける。

問題の原因をきちんと特定してから
打つべき手を考えることが重要です。

手法③

問題が起きた時には思い込みで判断してはいけません。
蟻の目、鳥の目、天使の目など、
様々な視点で高さを変えると物事の本質を見抜きやすくなります。

手法④

大きく複雑な問題は、小さな問題に分解する。
例えば、あなたがコンビニの店長で、近い場所にパン屋が開店したとします。

その時『コンビニは何をすべきか?』
という大きく複雑な問題を解決させるためには

『現在、どうゆう客が来ているか?』
『その客達は何を求めているか?』
『コンビニとパン屋の強みは何か?』
といった問題に分解すれば、答えの糸口が見えてきます

手法⑤

情報収集して分析する前に、仮説を立てる。

問題と答え、その根拠を明確にしておくと
意思決定の精度とスピードが上がります。

逆に、情報取集や分析をしてもしなくても、
最終的な意思決定が変わらないのであれば、時間の無駄です。

さっさと行動してしまった方が良い場合も多々あるので
どちらのケースかを見極める必要があります。

手法⑥

意思決定の際には、
選択肢を幅広く洗い出すと同時に、評価軸を明確にする。

例えば、
転職先選びで、『A社・B社・C社のどの会社にすべきか?』
というようなケースの場合、

問題の答えを出すには、
『賃金、やりがい、勤務時間』など、
自分にとって大事な評価軸がはっきりしていないといけません。

それぞれの評価軸の重要度を
『賃金 中』『やりがい・高』『勤務時間 低』

といった具合に重みづけしていきます。

そして、各選択肢を評価軸に沿って
3段階あるいは5段階などで評点をつけていき、
先の重要度を加味しながら総合評価を下していきます。

壁に突き当たった時、思い悩んだ時には
上記の6つ手法を用いて実行してみてください。

デキる社長・リーダーの習慣3:部下との食事は割り勘ではなく、おごろう

人は物と心の両方が満たされることで幸せになります。


人生の幸福度を上げる方法は?幸せ基準を見つめ直し、幸福度を高めよう!


食事でお腹が満たされた上、ご馳走していただいたという心の喜びを感じ

相手に対するありがたいという思いが生まれ、

良好な人間関係や信頼関係が強くなっていきます。


上に立つ人は自分を惚れさせるということが大切です。

その方法の1つが、おごるという行為です。

おごる場合、値段が高いものである必要はまったくありません。


例えば、コンビニのレジ横に売っている軽食であったり、

暑い日には、休憩時にアイスを差し入れたり、

寒い日には、温かい缶コーヒなど、ちょっとしたおごりでも

部下に対しての配慮として、効果的です。


また、居酒屋等で部下2人を連れて会食して

会計が1万だったというケースの場合には

半分の5千円を支払い、部下二人を均等割りにすることで、

部下に幸福感を提供できます。


その時の状況に応じて、部下にお腹を満たすのと合わせて心も満たしてあげ、

信頼関係を強固なものにしていきましょう。


仕事で信頼関係を築くために大切なこととは?職場での信頼関係構築のコツを徹底解説


良い経営者・リーダーの条件

良い経営者/リーダーの条件




経営判断するにあたっては2つのルールがあります。

①新しいことをやるかやらないか迷ったらやる方を選択
②今やっていることを続けるかどうか迷ったら、止める方を選択

変化の激しい時代では
このルールにのっとって決めるのが最善です。

また、働く時間を短くして、
未来に向けた長期的戦略などを考えるバランスを持つようにしましょう。

また、『ミッション』・『ビジョン』・『戦略』を指し示して、
社員を同じベクトルの方向へと導くことが良い経営者/リーダーの条件です。



①ミッション

何のために1つの組織として集まっているのかの思いを明確にすることです。
リーダーとしてこれを提示できないと、社員が主体的な力を発揮することが出来ず
結果的に会社の成長に結びつきません。

②ビジョン

組織を1つの方向に向かわせることです。
社員がワクワクするようなビジョンを提示して、
組織に属する社員全員で1つの目標に向かう必要があります。



③戦略

定めたビジョンに向かって、何をすれば良いのか、熱い思い・志を実現できる
具体的な方法を提示することです。

また、命令を正確に伝えるために
軍隊組織を模倣した縦組織の会社はもう時代遅れのため、
相手が誰であれ、相手に伝えたいことがあれば
自由に発言ができ、その発言が正しければ経営に取り入れるなど、
お互いの働き方がフラットな組織を作ることも大切です。

・経営陣と現場を預かる部長クラスとの間
・部長クラスと現場との間

それぞれの間の距離が近ければ近いほど良いです。
この距離が短ければ意思決定が速まり、変化の激しい今の時代に対応ができます。

現場にいる若い人達に発言権を認め
個人の知識と感性を発揮させるような環境作りも重要です。

合わせて、 仕事の中身は多少きつくても、
それに見合ったポジションと権限の高い処遇を与えることで、
働く社員のモチベーションは高まります。

もしあなたがこれから就職先を探す際には、
経営者の情熱が本物かどうかをしっかり見極めましょう。

本物であれば、そこで働く社員も情熱を持っている可能性が高いです。


成長を続けるリーダーの5つの共通点とは

成長を続けるリーダーの5つの共通点とは




①壮大なミッションを語る


ミッションとは、何故働くのか、何のために働くのか、

といった志や思いを表したものです。


人は行動を伴う壮大なミッションに心惹かれます。

公言して実行していくことが必要です。


②無私で働く


自分の利益を優先する私心がある人は、周りからの支援や信頼を得られません。

会社のため、部下のためと私心を捨て、無私で動くと揺ぎない信念が生まれ

人がついてきます。


リーダーの仕事は人を通じてことを成すことです。

そのため、成果は部下やメンバーのおかげであり、

一方で、うまくいかないことは、自分が原因と捉えましょう。


仕事で成果を上げるために心がけることとは?成果を出せる人の特徴、共通点と禁句事項


左遷であったり、給料を減らしてしまうことになるかもしれない厳しい事態の時に、

部下第一で事に臨める覚悟が必要です。

それが責任を負うということだからです。


③小さな行動を起こす


何をすれば良いか分からない時は、変化を恐れず、勇気をもって

小さな行動を起こすことから始めましょう。


仕事で一歩を踏み出す勇気を出すための4つの心構え


何事も小さな一歩から始まり、やがて大きな成果に繋がっていきます。

一方で、俯瞰的に状況を捉えて、物事を長期的視点から見ることも

合わせ持てるように行動しましょう。


④権力に対して畏れを持つ


権力を得た時に現れるのが放漫さです。

権力を得たからといって、決して偉ぶったりしてはいけません。


そもそも権力は、振りかざすものではなく責任を果たすために使うものだ

ということを忘れてはいけません。


⑤素直な心を常に持つ

素直で謙虚な心を持っていると、どれだけ偉い立場になっても放漫にはなりません。

例えば、部下が自分より詳しいことについては、

素直に、『わからないから教えて』と尋ねましょう。

常に周囲から学ぶ姿勢があれば、いつまでも人として成長し続けられます。


リーダーになる人は優しさ、細やかさ、温かみを持ち合わせることが必要です。


うまく事が進んだら、運が良かったから、部下が頑張ってくれたからと

謙虚に感謝し、失敗した時は全て自分の責任と反省しましょう。


仕事で失敗して落ち込んだ時どうする?ミスしがちな人の6つの立ち直り方、切り替えのコツを解説


周囲はそんな姿を見て、尊敬の念を抱き、ついてきてくれます。


人は、組織の中で地位が上になればなるほど、

どうしてもおごりが出てきてしまいます。


謙虚さを持ち続けるためにも、

常に自分は周りから見られているという意識を持っておくことが大切です。 


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