1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
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人と身の回りのモノは密接につながっています。
仏教には、縁起という言葉があり、すべての物事は、深く関わりあいながら、
成り立っているという意味です。
散らかった机で仕事をしている人は、頭の中も散らかっているケースが少なくありません。
机を整理することで、頭を整理することが可能です。
整理を仏教的に解釈すると、世界と対話することであり、
自分と対話することを意味します。
整理することは、収納スペースに単にモノを入れることではなく、
『これはどこに置くべきだろうか?』と考えながら、適材適所に収めていくことです。
どこに置けば必要な時に探さずに済むかなどを考えて整理することは、
身の周りの世界と対話することになります。
また、『これは本当に必要なのだろうか?』と考えることで、自分との対話にもなります。
整理が効果を発揮するのは、焦ったり、苛立ったりしている時です。
例えば、失敗してしまったり、決まっていた納期が急に前倒しされたりしたら、
頭に血が上り、心ここにあらずの状態になるケースが生じます。
そのような場合、すぐに事態が大きく変わらないのであれば、
一呼吸おいて、机の上を少し整理してみるのをおすすめします。
『これはどこに置くべきだろうか?』
と1つ1つ考えていくうちに、徐々に落ち着きを取り戻せます。
その上で、改めて仕事に取り掛かればOKです。
また、整理を続けるコツは、タイミングを決めることです。
例えば、
- 水曜日は机を整理する
- 毎日仕事終わりに机上を片付ける
などとルールを決めると良いです。
また、モノの置き場を固めずに、常にゼロから考えることが大切です。
机の引き出しに入れているボールペンを見て、『本当にこの場所で良いのだろうか?』
と、考えてみましょう。
仕事内容や作業の度合いによってもベストな配置は変わったりするものです。
一度決めた場所に収め続けることを良しとせずに、
どうすれば便利か、など常に新鮮な気持ちで
改善策を考え続けて、モノと対話してみましょう。
整理は、モノの要否を判断して不要なものは捨てることですので、
仕事に置き換えれば戦略です。
整頓は、モノが使いやすいように置き場所を決めて、置き方を工夫することですので、
仕事に置き換えれば戦術です。
売れない商品は省いて、新商品の販売の強化を決めるのは、戦略。
新商品が効率よく売れるようにどこに置くかを考えるのは、戦術です。
このように、整理整頓には商売の基本がすべて詰まっています。
整理整頓ができてこそ、戦略も戦術も立てられるようになります。
整理に慣れてきたら、次のステップは掃除です。
机の上や引き出しの中など、自分の席の周りなどの溜まった埃をふき取っていきましょう。
掃除した後に、自分の席に座ってみると、たとえ、目を閉じていたとしても、
どこに何かしまってあるか想像できるようになります。
自分の周りの掃除が終わったら、少しずつ掃除の範囲を広げていきましょう。
掃除する領域が広がれば広がるほど、心の視野も合わせて広がっていきます。
まとめ
人生は変えられる!
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