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1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
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上司あるいは部下に対して、言いにくいことを伝えなければいけない場合、
相手との良好な関係を維持しつつ、
自分の意図をきちんと伝えるためには、工夫が必要です。
注意する、断る、微妙な質問をする、指摘する、反論する、保留にする、催促する
という8つのシーンでそのまま使える言い方をご紹介します。
シーン1 注意する
ケース1 相手の作業が遅い時
〇 余裕を持つのも大事だけど、少しペース上げることできる?
× 仕事が遅いよ
まずは相手を肯定した上で、アドバイスする形で
やんわりとペースを上げることを促しましょう。
ケース2 相手が意見を出してこない時
〇 私の意見を尊重してくれるのうれしいけど、Aさんはどう思う?
× 何か意見ないの?
相手の短所を長所を捉え、まずは褒めた後で、
あなたの意見も聞かせてほしい。と伝えましょう。
ケース3 相手の間違いを指摘したい時
× ミスでしょうか?確認をお願いします。
問題が起きた際、相手を疑わず、
たまたま手違いで起きたトラブルであることを前提に伺いを立てましょう。
ケース4 文句を言いたい時
〇 今回の件については、大変困惑してます。
× いい加減にしていただけますか
どうしても納得いかない対応されたことに対して、抗議の意を伝えるベストな表現です。
シーン2 断る
ケース1 事情があって引き受けられない時
〇 残念ではございますがお断りさせていただきます。
残念という言葉を使って、本当は引き受けたいという気持ちを伝えましょう。
ケース2 相手の機嫌を損ねずに断りたい時
〇 せっかくのご提案にもかかわらず、お役に立てず申し訳ありません。
断る旨を伝えてから、お役に立てなかったことをお詫びすると謙虚な姿勢が伝わります。
ケース3 相手の要求を断る時
〇 この契約の締結は致しかねます。
× このような契約は結べません
はっきり出来ないと断らずに、~することは難しいという意味の致しかねるを使い、
やんわりと断りましょう。
ケース4 今後も良い関係を続けたい時
〇 大変魅力的ではありますが、今回は見送らせていただきます。
見送るという言葉を使うと、婉曲的で柔らかい表現になります。
さらに、今回は を付けることで、
次回を期待させて、関係を維持できる可能性が高まります。
ケース5 相手が食い下がってきた時
〇 お気持ちはよく分かるのですが、何卒ご了承いただければと存じます。
断っても相手がなかなか納得してくれない時にこのフレーズを使うことで、
相手の気持ちや要望を理解している姿勢が伝わります。
ケース6 謙虚に断りたい時
〇 そのような大役は、私にはもったいないお話です。
自分が引き受けると相手に迷惑がかかってしまうと、謙遜して断る言い方です。
自分には無理だと思う時に使いましょう。
シーン3 微妙な質問をする
ケース1 聞きづらいことを聞きたい時
〇 差し支えなければ、ご年齢を伺ってもよろしいでしょうか。
× 失礼ですが、おいくつでいらっしゃいますか?
相手に返答を断る選択肢を与えることが重要です。
答えてもらえないようなら、深く追求しないようにしましょう。
どんな丁寧な言い方を心がけても、
相手に逃げ道を当てない聞き方は無作法です。
ケース2 相手が忘れていそうなことを聞きたい時
〇 念のため確認させていただきますが、この点はいかがなさいますか?
念のためと前置きすれば、相手を責め立てる印象を与えないですみます。
ケース3 相手のミスを指摘したい時
〇 私の勘違いでしたら申し訳ないのですが、これは〇〇ではないでしょうか?
相手の責任である可能性が高くても、そう決めつけないように聞きましょう。
ケース4 話の内容を確認したい時
〇 こちらの理解不足かもしれませんが、今のお話は、〇〇という解釈でよろしいでしょうか?
話が理路整然とせず、分かりにくい時などに使いましょう。
ケース5 上司や目上の人に質問を投げかける時
〇 こちらの作業について少々伺いたいことがあるのですが・・
× ちょっと聞きたいのですが・・
ちょっと を 少々 に言い換えると、へりくだった表現にできます。
2点ほど、5分ほど など、所要時間を明確にすると、さらに気が利く表現になります。
ケース6 上司や目上の人に教わりたい時
〇 部長のご意見を頂戴できるとありがたいのですが・・・
教えてください でもおかしくはないですが、
目上の人を立てる言い方で敬意を示すことで自尊心もくすぐることができます。
シーン4 指摘する
ケース1 自分の発言を相手が誤解している時
〇 恐縮ではございますが、ご認識に齟齬があるようですが・・・
相手に非があるという言い方はせずに、
お互いに誤解が生じていることをやんわりと伝えましょう。
ケース2 的外れな意見を言われた時
〇 なるほど〇〇ということですね。では△△についてはいかがですか?
× そういうことを聞いているのではなく・・
自分の相談に乗ってくれている相手の好意をはねのけることは失礼にあたりますので、
一旦受け止めてから、聞きたいことを投げかける姿勢が大切です。
ケース3 頼んだことを相手が忘れている時
〇 そういえば、先日お願いした〇〇についてなのですが・・・
× 先日お願いした〇〇、まだ返事をいただいてませんが・・・
そういえば と話の流れで思い出したように言って、
相手を責める言い方にならないようにしましょう。
シーン5 謝る
ケース1 説明不足をお詫びする時
〇 今回の件につきましては、私の言葉が足りず、申し訳ございませんでした。
× ちゃんと伝わってなかったですか?
たとえ、自分はきちんと言ったのに。と思っても、
自分の説明不足だったことをお詫びして相手を納得させましょう。
ケース2 力不足をお詫びしたい時
〇 今回のスケジュールの遅れは、私の不徳に致すところです。
自分が引き起こした事故・失敗について謝罪する時の表現で、
反省している様子を伝えることができます。
ケース3 ミスを繰り返さないと誓う時
〇 今後はこのような不手際がないよう厳重に注意をいたす所存でございます。
気を付けます といった表現よりも、今後2度と繰り返さないという決意が表れて、
謝罪の気持ちが伝わりやすいです。
シーン6 反論する
上手く言い返す方法は?相手に受け入れてもらいやすい反論の5ステップ
ケース1 反論している印象を与えたくない時
〇 基本的には賛成ですが、1点だけ気になる点があります。
全体の方向性自体は問題ないが、細かい点について意見があり、
問題点を洗い出したい時に伝えましょう。
ケース2 反対意見を言う時
〇 ●●のお考えもよろしいかと存じますが、僭越ながらご提案させていただきます。
× おっしゃっていることは分かりますが・・
相手の意見も受け取った上で自分の意見を述べましょう。
その際、恐縮する気持ちを伝えた上で、相手の許可を取ってから発言しましょう。
ケース3 反対する時
〇 そのようなお考えであれば、ここは見解の分かれるところです。
× その考え方もなくはないですね
同意している部分とそうでない部分を明確にして、
相手との意見が異なる部分があれば、はっきり伝えることが大切です。
シーン7 保留にする
ケース1 すぐに返事ができない時
〇 大変申し訳ありませんが、いったん持ち帰らせてください。
× ちょっと考えさせてください。
その場ですぐに返答できない時は、
その旨を伝え、〇日までに返答します。などと続けて伝えましょう。
ケース2 譲歩してほしい時
〇 申し訳ありませんが、少々決め手に欠けます。
商談などでこちらが有利な立場の時に使いましょう。
迷いがあって結論が出せないと伝えて、より良い条件になるよう駆け引きしましょう。
交渉時の妥協点の見つけ方のコツを身に付け、上手な駆け引きをマスターしよう
ケース2 決められない時
〇 大変重要な案件ですので、私の一存では決めかねます。
シーン8 催促する
ケース1 返事を催促する時
〇 行き違いでしたら申し訳ありませんが、まだご返信を頂けていないと存じます
相手を責めない鉄板フレーズです。
こちらが相手のアクションに気づいていない可能性を含ませ、
相手を責めない言い方をしましょう。
ケース2 対応を求める時
〇 ご検討中のことと存じますがご対応をお願いいたします。
× 早く対応してください
相手の都合に配慮しながら、今後の対応を求めます。
圧迫感を与えないように、柔らかな言い方を心がけましょう。
ケース3 メール返信を催促する
〇 お送りしたメールが届いていないのではと思い、失礼とは存じますが、再送させていただきます。
× 〇日に送ったメール、届いていますよね?
あくまで相手が返事をしていないのではなく、
相手にメールが届いていないことを心配する形で、返信を求めましょう。
人生は変えられる!
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