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1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
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長らく日本の会社組織は、同じ場所と時間を共有して同じ働き方をする、
男性正社員の終身雇用を前提とした、
ピラミッド構造の統制型が上手く機能していましたが、
現在、大きな転換期を迎えています。
これからの時代において、組織力を強化、変革していくためには、
各々の得意領域を持つ多様な個人や組織同士が繋がり合って価値を生み出す組織に転換し、
イノベーションを作り出していくことが不可欠となっています。
そこで求められているのが、育児中の女性へも活躍の場を与える組織への強化、変革です。
これまで家事や育児を引き受けるのは女性とされ、
時間や働き方の制約を受けてきた状況を見直し、新しい視点を積極的に取り入れ、
男女共に、成長意欲が高い人材が成果を上げ、
活躍できる職場に発展させることができれば、
より多くのイノベーションを起こせる組織へと移行できる地盤を固めることが出来ます。
地盤が固まれば、業務プロセスの改善が進み、環境変化に強いチーム作りが可能となり、
最終的には、ビジネスモデルの変革、企業価値の向上へと結びついていきます。
組織を強化する上でカギを握るのが男性リーダーです。
これまでの男性社員に加え、制約条件のある育児中の女性陣を
いかにマネジメントするかで組織力の強化を実現できるか否かが決まります。
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実際、男性リーダーの誤解により、よかれと思ってやっていることが
育児中の女性陣にとってマイナスになっていることも生じているため、
まずは女性陣との認識のズレを理解することが大切です。
認識のズレ① 育休中は仕事の話は禁句
子育てを邪魔しないように
育休中はコミュニケーションを控える男性リーダーは少なくないです。
しかし、職場情報が入らないと、
『仕事のやり方やメンバーが変わってるのでは?』
『復職に向けてどのような準備をすれば?』
といった不安や孤独を感じさせてしまうため、
育休中であっても本人が望めば職場情報の提供を拒まない
仕組みを構築することが大切です。
認識のズレ② やる気のある人はほおっておく
これは昔の気合と根性論を引きずっている男性リーダーにありがちな誤解です。
いくら本人にやる気があったとしても、組織が適切な機会の提供や育成を行わなければ、
十分な力を発揮できる人材は育ちません。
認識のズレ③ 時短勤務の人は仕事に制限がある
『勤務時間が短いため、事務作業しか任せられない』
『育児で大変だから、新しい仕事への挑戦は無理だろう』
といった思い込みも断つ必要があります。
これは、働く時間の長さで部下のやる気や仕事量を判断している証拠です。
成長意欲が高い人は、時短勤務でも高い成果やモチベーションを発揮します。
仕事の範囲を勝手に制限して活躍の機会を奪うようなことは避けましょう。
認識のズレ④ 女性は管理職になりたがらない
これまでの統制型の組織では、朝から晩まで働いて、必要であれば休日も返上して
問題を解決するのが管理職の責務とされてきましたが、
現在もこんな働き方を強制されれば、女性に限らず誰しも
管理職にはなりたくないと考えて当然です。
それに対して、育児中の女性へも活躍の場を与える組織では、
管理職がすべてを背負う必要はありません。
むしろ、多様な個性を持つ部下や関係者がそれぞれの強みを発揮できるように、
仕事や役割を適切に分担する必要があります。
そして、リーダーはチームの成果を最大化するための仕組みや環境作りを担います。
この仕組みであれば、働く時間や場所に制約のある育児中の女性でも
マネジメントの責務を果たすことは可能なため、
マネジメントをやってみたいと考える人材は増えていきます。
上記に記述した認識のズレを解消した上で、
リーダーは、育休中に仕事やキャリアに対する意識変化に対応するために、
産休前と復職前に面談を行い、
これからに向けた働き方における役割と期待を共有することが大切です。
女性社員からは、仕事で感じているやりがいや課題、
復帰後に経験したい業務などを話してもらい、
リーダーからは、復職後のチーム内での役割や、期待していることを伝えましょう。
この共有を行うことで、女性社員にどのような変化があったのかが確認でき、
リーダーは、女性社員に対してより良いチャンスを提供できるため、
双方にとってプラスの相乗効果が期待できます。
リーダーがマネジメントの手法や自分の役割を再設計することによって、
男女問わず、あらゆる事情を抱えた多様な人材が各々能力を発揮し、
組織力を強化され発展できる会社へと成長できます。
【年代別】20代・30代・40代・50代・60代で仕事に求められる働き方
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