悪気がないのに上から目線で嫌われがちな話し方を変えよう!敵を作らない話し方対策法

2023年11月3日

リーダーシップ術

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悪気がないのに嫌われがちな人の話し方と敵を作らない対策法


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この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


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ここで挙げる例は、相手を頭ごなしに否定するニュアンスが伝わってしまう言葉で、

口癖のようによく使っている人も少なくありません。


無意識に相手の考えを否定することは、

自分の考えや価値観が絶対正しいという思い込みの表れです。

つい使ってしまっている人は要注意です。


嫌われがちな話し方①

  • いや、それは~
  • そうではなくて

本来であれば、

  • ええ
  • そうですね

と肯定的な言葉から始めるべきところでも、

  • いや、それは~
  • そうではなくて

と否定から入るのが口癖になっている人は少なくありません。


明らかなハラスメントではないため、周囲もわざわざ反応しませんが、

言われた側は心に引っかかりを感じるため、

『この人と話すたびに嫌な感じがする』と思われています。


ビジネスの世界では、どちらが上かにこだわり、

常に自分が相手よりも優位に立とうとする人が少なくありません。


そのため、無意識のうちに

  • いや、それは~
  • そうではなくて

と相手を否定し、自分が上だと誇示したくなるため、ついつい出てしまう言葉です。


嫌われがちな話し方②


どうしてそうなるかなぁ?


この言葉の前提には、自分が正しくてあなたは間違っている。

という潜在意識があります。


そのため、

『どうしてあなたは正しくないやり方をするのか?』

と、あからさまな言い方は控えつつ、問い詰めています。


しかし、部下には部下なりの考えがあるはずです。

それを何も聞くことなく一方的に否定してしまうのは、

自分が主導権を握っている気分になりたいだけです。


嫌われがちな話し方③


・普通はこうするよね?


『普通はこうするよね?』

『普通はそんなことしないでしょ』

といった言い方は、正しさの押し売り表現です。


ここで言う『普通』は、あくまで自分の世界での基準でしかありません。

それにも関わらず、それを絶対的な正しさとして相手に押し付けており、

自分が正しくて、相手が間違っているという前提があります。


しかし、価値観は人それぞれですし、世界共通の普通は存在しません。

多様性を尊重する時代ですので、『普通』という言葉は、

禁句と考えるようにしましょう。


嫌われがちな話し方④


・自分が若い頃は~


『自分が若い頃は、会社のために遅くまで働いたもんだよ』

『自分が若い頃は、休日出勤なんて当たり前だったよ』

昔自慢をする上司はよくいます。


これも

『自分達の世代は、お前達よりも優れてるんだぞ』

と示して主導権をとっているつもりですが、

そんな話をしても、若い世代の人たちが感心してくれるはずがありません。


特に働き方については、法律で長時間労働が禁じられている今、

残業や休日出勤の多さを自慢しても逆効果になります。


敵を作らないために心がけたい話し方のポイント


①日頃から意識的に肯定的な言葉を使う


部下から報告や提案を受けたら、『いいね!』と返すことを口癖にしましょう。

実際は修正が必要な内容であったとしても、まずは相手を肯定することが大事です。

口癖にしていくためには、職場以外でも実践することで身についていきます。


家族との会話においても、夫や妻、子供が話すことに対して、

『いいね!』と返すことを習慣化しましょう。


②人を観察し相手の行動を認める話し方をしよう


『取引先に対して●●でのアプローチの仕方は良いね』

『資料で工夫した●●の部分、良いね』

など、観察し良い部分を認めて伝えることで、

部下は、『ちゃんと自分を見てくれている』と自己肯定感を持つことができます。


ただ単に、『すごいね』『さすが』

と褒めて持ち上げるだけでは効果はありません。


部下からすれば、

『何がすごいのか、本当に分かってるのか?』としらけてしまうだけです。

それよりも、

具体的な行動を認められたほうが、部下は嬉しく感じてくれます。


③反応がいい人になろう


部下から『ちょっといいですか?』

と声をかけられたら、身体を相手に向けて、視線を合わせ、

『どうしたの?』と答えましょう。

これが反応のいい人です。


反応を良い形で返すことで、部下は、自分は尊重されていると感じます。


一方で、パソコンの画面を見たまま、

『何?』と返すだけの人は、反応の悪い人です。


この反応では、部下は

『私に関心がないんだ』

『自分は軽んじられている』

と感じてしまい、相手を傷つけます。


小さいことに思えますが、反応の悪さが積み重なると、人は離れていきます。


挨拶にしても、部下が元気良く笑顔で

『おはようございます!』

と言ったのに、上司は部下に目も合わせず

『ああ』と、素っ気無く返すだけだったら、部下は嫌な気分になります。


そのような状況が続けば、

『もうこの人とは働きたくない』

と思われても仕方ありません。


挨拶は年齢や役職が上の人から積極的に行ない、

周りに歩み寄ることで心の距離を縮めることができます。


また挨拶をしながら相手を観察することで、

『今日は元気がないな』

などといった変化にも気づきやすくなりますのでおススメです。


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